年明けして早1か月たちました。
「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」…の通りですね。
今年は、年始から健康でいることのありがたみを感じました。
私はいつも健康で、持病もなく、「元気」であることだけが取り柄だったのですが…
少年事件の国選弁護人となり、警察に接見に向かおうとしたところ、
駅で階段を踏み外してしまい、足をひねってしまいました。
捻挫だろうと思い、そのまま警察署に行ったのですが、捻挫と思えないほど痛いし、腫れてきました。
翌日病院に行くと、「剥離骨折」と言われました。ほんの少しだけ骨が欠けているとのこと。
ほんの少し骨が欠けただけでも、ひざ下からギブスを装着され、松葉杖生活が始まりました。
残念なのは、今月に行われる全国付添人交流集会に参加できなくなったことです。
全国付添人交流集会というのは、毎年どこかの弁護士会が主催して、
少年事件など子どもの事件に関わっている弁護士が
それぞれの活動の報告などをするの交流会です。
毎年参加していて、今年は改訂作業にかかわったマニュアルのお披露目もあるので、
楽しみにしていたのですが、旅先で迷惑をおかけするわけにもいかないと思いましたので、断念しました。
松葉杖をつきながら、普通に歩けるって素晴らしい!ということを実感しました。
両手がふさがっているため、今まで何の苦も無くできていたことができず、もどかしいです。
不便で仕方ない生活の一方、人の優しさに感動することは多々ありました。
家族や職場など周囲の人はもちろんのこと、通りすがりの人に助けられたりしました。
ことわざ通り、時が早く過ぎるのを待つことにします。