【ご案内】10月27日のシンポジウム「居場所のない子どもたち~義務教育を終えた子どもに必要な支援を考える~」
こんにちは。門松です。
自己紹介で書かせていただいておりますが、私は、子どもの権利委員会に所属しております。
このブログでその活動などについていろいろとご紹介していきたいと思います。
今週の土曜日10月27日1時から4時半まで大阪弁護士会館でシンポジウムを行います。
入場は無料で、どなたでも参加可能ですので、ご興味のある方はぜひお越しいただければと思います。
テーマはタイトルの通り
「居場所のない子どもたち~義務教育を終えた子どもに必要な支援を考える~」
です。
家庭で保護者から虐待を受けていたりするなど家庭に大きな問題を抱えていたりすると、
家庭に帰せない子どもたちがたくさんいます。
そして、家庭に帰せない場合、中学生年齢くらいまでは、児童養護施設等の福祉の施設で
保護することができるのですが、
中学卒業後は、高校に在学していない限り、「自立」をせざるを得なくなります。
自立=仕事を見つけて自分で生活していくことが必要となります。
しかし、中学卒業したばかりの15歳、16歳、17歳の子どもが
安心した環境でもなく、誰からも支えられることもなく、
仕事を続けて生活していくのは非常に困難です。
その中には、仕事を辞めて、友達の家を転々と泊まり歩いたり、
公園で寝泊まりするうちに、非行グループに染まって、事件を起こしたりする子どももいます。
弁護士になって丸5年になりましたが、
子どもの権利委員会で活動しているうちに、
そういう行き場のない子どもたちを支援してくださる方が大阪にはいろいろいらっしゃることを知りました。
今回のシンポジウムでは、第1部では、そういう支援してくださる施設や団体のほんの一部ですが
直接見学に行って、インタビューした内容を報告します。
第2部では、子どもの支援をしてくださる方々をゲストにお招きして、パネルディスカッションを行います。
興味のある方は是非、のぞいてみてください!
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