再び、莚井です。
大阪の最高気温36℃なんだそうで、めちゃくちゃに暑いですね。 公職選挙法が改正され18歳からに選挙年齢が引き下げられた関係もあり「主権者教育」も熱いトピックスです。
大阪弁護士会では「弁護士と考える18歳選挙権」というタイトルで来週木曜日18日の午後2時からシンポジウムを開催します。 中身はこちら→
ただ、主権者教育ってそんなむつかしい話ではないです。
主権者と言えばまず、参政権→投票ですが、実際のところ投票の時だれに入れたらいいかわからん、とか、国家とか法律とか難しい、遠い話はよくわからんからだれか分かる人に任せとこ、という話になりがちです。でもよく考えると、「投票の結果選ばれるのは誰?」→「国会議員」→「国会議員は何をする人?」→「法律を作ったり予算を決めたりする人」なんです。つまり、実は法律を何のためにどう作るか(作られているか)ということは私たち一般市民の身近かつ切実な問題なので(特に税金!)、普段から法律とかに興味を持ってほしい、そして、主権者としてどういう法律や予算がほしいかをちょっと考えてみませんか、ということなのです。
学校で「主権者教育」をやっておられるのは、勿論先生方です。ところが、学校の先生方は、普通の教科の授業はもちろん、クラブ活動指導や生活指導、はては進路指導もやられるわけですから、大変お忙しい。そこで、弁護士が「主権者教育」やったらどんな授業になるのか、やってみました。そのうちのいくつの授業をDVDに撮りましたので(むしろいも撮られました・・)、授業風景を撮影したDVDを見ていただきながら、また「法むるーむ」の本の紹介もさせていただきながら、学校の先生と弁護士が主権者教育のアイディアを一緒に考える。そんなシンポジウム(になる予定)です。
学校の先生や弁護士でなくてもどなたでも参加いただけますので、興味のある方は是非どうぞ大阪弁護士会に参加希望をお申し出ください。